Google Maps JavaScript API V3 オーバーレイ
オーバーレイの概要
オーバーレイは緯度/経度座標に固定された地図上のオブジェクトです。地図をドラッグしたりズームしたりすると、オーバーレイも移動します。オーバーレイはユーザーが地図に「追加」したオブジェクトを反映し、点、線、領域、またはオブジェクトのコレクションを示します。
Maps API には、さまざまなタイプのオーバーレイがあります:
地図上の 1 つの位置は、マーカーを使用して表示されます。マーカーにはカスタム アイコン画像が表示されることもあり、この場合は通常「アイコン」と呼ばれます。マーカーとアイコンは、タイプ Marker のオブジェクトです(詳細については、下記のマーカーおよびアイコンをご覧ください)。
地図上の線はポリラインを使用して表示されます(一連の番号で位置を示します)。線はタイプ Polyline のオブジェクトです(詳細については、ポリラインをご覧ください)。
地図上の任意の形状の領域は、 ポリゴンを使用して表示されます。これはポリラインと似ています。ポリラインと同様に、ポリゴンは位置を連続した番号で示します。ただし、ポリゴンはそれによって囲まれる領域を定義するという点で、ポリラインとは異なります(詳細については、下記のポリゴンをご覧ください)。
地図レイヤは、オーバーレイ マップ タイプを使用して表示できます。カスタム マップ タイプを作成して、ユーザー固有のタイルを作成できます。これはベース マップ タイル セットを置き換えるか、または既存のベース マップ タイル セットの上にオーバーレイとして表示されます(詳細については、カスタム マップ タイプをご覧ください)。
情報ウィンドウも特殊なオーバーレイで、地図上の指定された位置の上にポップアップ表示される吹き出し内にコンテンツ(通常はテキストや画像)を表示します(詳細については、情報ウィンドウをご覧ください)。
独自のカスタム オーバーレイを実装することもできます。カスタム オーバーレイは OverlayView インターフェースを実装します(詳細については、カスタム オーバーレイをご覧ください)。